宇宙人によると、2023年の終わりに私たちは”ふるい”にかけられるらしい。
願いがスピーディーに叶う【ポジティブな世界】と、不安と恐怖が増幅された【ネガティブな世界】に分けられるのだ。
そして今そのふるいにかけられる前段階で、試練が与えられる長いトンネルの中にいるという。このコロナ禍における世界中で起きた環境の変化もその試練のひとつ。
これ以上の不安と恐怖が増幅された「ネガティブな世界」で人生過ごすなんて絶対に避けたい!
ではどうしたらいいか。
それは【自分らしくないことを徹底的にそぎ落とす】ことだという。
本書ではこの「手放し」に必要な5つのステップが書かれている。
引き寄せには絶必!「自分軸」で生きるということ
心地よい「ポジティブマインド」を選べばいい
手放し5つのステップの中で私が共感したものは、引き寄せの法則で最もよく出てくるワード「自分軸で生きる」ということだ。
「自分軸」というと”信念”とか重く考えがちだが、単に「自分が心地よいポジティブマインドで生きる」ということである。
しかしこれは、脳みそお花畑で生きろと言ってるわけではない。「自分軸で生きる」には本当の自分を知る必要がある。つまり内観が必要になってくる。「自分にとって本当に必要なことは何か」「自分はいったい何が好きなのか」この「何」が見えた先に本当の自分が見えてくると思う。
そして内観は自分にとって「必要のないモノ」も同時に見えてくる。この「必要のないモノ」を”選ばない”ことが一つの「手放し」になるということだ。
「ポジティブマインド」で人生勝手にポジティブになる
本書では「ポジティブマインド(ワクワクする自分)」を選んでさえいれば、自然と自身のバイブレーション(波動)も上がり、素でポジティブになれるという。
そしてポジティブ視点で物事を眺めることが出来るようになると、人生のすべてがポジティブにシフトして”行かざるを得なく”なるらしい。
これは、上流からから下流へと水が流れるのと同じような自然の摂理だそうだ。
つまり人生すべてを良くするには、自分がワクワクするものを選び続けるだけでいいということになる。
しかし、なかなか引き寄せがうまくいかないという人は、ココの部分が最難関なのだと思う。だってワクワクを選び続けたら今ある堅実な人生が破綻しそうで怖いから。
でも、そこまで自分のマインドや潜在意識をひっくり返さないと、人生なんて変わらないよね、とも思う。
引き寄せるには「あり方」を変える
正しい「あり方」でないと引き寄せは発動しない
引き寄せでもうひとつ重要なのは、自分の「あり方」である。
「あり方」をweblioで検索すると、
ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた。
weblioデジタル大辞泉
とある。
つまり、どんなに王子様と結婚したいと思っていても、内面・外面と王子様にふさわしい自分でないと結婚どころか目にも止めてくれないわけで、自分の夢や理想を引き寄せるのも、その理想の世界にハマった自分でないとその世界は引き寄せられない。
いくら夢や理想がハッキリとあって詳細に想像出来ても、それにふさわしい自分でなければ引き寄せは発動しないのだ。
「あり方」は矯正される
自分の理想の世界を引き寄せる努力も必要だが、「自分のあり方」を調律して理想の自分に近づくために必要な出来事が起こることがあると、本書でエピソードが紹介されている。
変わる必要のある時に、ハイヤーマインドがその機会を与える体験を引き寄せてくる。
その体験がどんなに辛い出来事でも、それが理想の自分に「あり方を変える」必要なプロセスかと思うと、ポジティブに捉えることができる。ここでポジティブに捉えることが大事。ネガティブな気持ちのままだとネガティブな世界のまま居てることになるからだ。
ガンジーの有名な言葉が引用されている
「Be the change that you wish to see in the world(自分が変わることで世界が変わる)」
まさに「あり方」を変えることは、自分の世界が変わることなんだろうと思う。
願いに周波数を合わせる
引き寄せで最もポピュラーなこと、それは「叶った自分を想像すること」である。
これがなぜ必要かというと、願いが叶った時の周波数と、今の自分が発してる周波数とが合わなければ願いが叶わないそうだ。
本書では次のように書かれている
ラジオでFM83.5 を 聴きたいのに、FM90にダイヤルが合わさっていたら何も聞こえてこないのと同じ原理よ。
-the Planet from Nebula. 宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方
願いが叶う前の周波数は、”叶っていない状態”に意識がフォーカスしていると思う。そして、願いに執着すればするほど”叶っていない状態”を強く意識してしまい、周波数がいつまで経っても”叶っていない状態”の周波数のままである。
たとえば、
今の状況を脱出したいからぜったいお金がほしい
↓
お金がない状態を強く意識
幸せになりたいから結婚したい
↓
幸せじゃない自分・結婚していない自分を強く意識
絶対叶えたい願いほど執着してしまうもの。
でも執着を手放せばフッと心が軽くなり、ポジティブな意識になる。そうすればポジティブな周波数に合わせることができ、願いはすぐにやってくるといわれている。
本書では探し物をあきらめた時に、今まで必死に探してたものがふと出てくる現象を取り上げている。
探し物を必死で探している時は「ない」状態に意識がフォーカスされ、探すのをあきらめた時に見つかることは、執着を手放し「ある」状態に意識がシフトしたからと書かれている。
まとめ
引き寄せで重要なことは様々な本で書かれているが、本書は宇宙人が教えてくれるという視点で書かれてあり、エピソードが楽しく、そして分かりやすく書かれている。
引き寄せというより、精神世界やスピリチュアル世界にも通じる内容だが、宇宙人というあやしさもありながら妙に納得のできる内容で、この世界の事や自分のことを見つめ直して人生を変えたい人にはオススメの本だと思う。
引き寄せに必要な3か条
- 自分がワクワクするものを選び続け、バイブレーションを上げる
- 理想の世界の「あり方」に自分が合うよう努力する
- 叶った状態をありありと想像する(願いに執着せず楽しく想像する)
著者紹介
幼少の頃より頭の中でガイド(守護霊)と会話をしており、本書も明晰夢の中で高次元の存在とコンタクトし、今の人類にとって必要なメッセージを伝えている。