著者のMikoさんは20年以上に及ぶ自らの成功体験をもとに「引き寄せの法則」について指南されており、実践のコツを紹介しているブログ「女性応援法則塾」を運営。
抽象的な難しい言葉を使用しない分かりやすい解説が評判ですが、こちらの書籍も”引き寄せとはどういうものか”という概念的なものをマンガで分かりやすく紹介しています。
引き寄せといったら、「思考が現実になる」とか「強く思えばその通りになる」ということを思いがちですが、ここではそういった抽象的な理解をされている方へ向けて、引き寄せの正しい理解ができるようマンガを交えて分かりやすく解説しています。
引き寄せの法則は「魔法」ではないということ、「法則」だということです。
『まんがで叶える 引き寄せの法則』- Miko
- 引き寄せについていろいろ本を読んでるけど、いまいちピンときていない方
- 引き寄せ初心者の方
- 今あんまり上手くいっていない働く女性の方
大切なのはウキウキ・ワクワク「ハッピーエネルギー」
多くの引き寄せの書籍にも書いてあるように、こちらでも引き寄せの法則には「ハッピーなピンクのエネルギー」を出すことが大切と書かれています。
美味しいものや好きなものと触れ合っている時は、” 楽しい!””幸せ!”と思いますよね。そのエネルギーが「ピンクのエネルギー」です。
反対に、悲しかったり、恨み・つらみ・妬みといったネガティブな気持ちが「グレーのエネルギー」です。
この二つのエネルギーは拮抗していますが、ピンクのエネルギーが強く出ている時の方が願いが叶いやすいといわれています。
しかし、あまり強く願い過ぎても、逆に強い気持ちが焦りになってグレーのエネルギーに変わるそうです。なかなか難しい(笑)
そこでポイントなのは「法則を疑う気持ちを捨てる」こと。
願い事も叶うのが当たり前だと思って待てばいいの。
「願い事=オーダーした食べ物」ね。
『まんがで叶える 引き寄せの法則』- Miko
この言葉、本当に刺さりました。
法則通りに願ったものは当然叶う、あとは待つだけ。
今まで私も「いつ叶うだろう?」「本当に叶うのかな?」って焦った結果、グレーの気持ちが出てきて、叶いやすい願いにコロコロ変えたり、最後には「結局願いは何だったっけ?」というパターンに陥ってきました。
一度願ったら願いへの執着心を手放し「ワクワクしながら待てばいいだけ」なのです。
願いのハードルをさげる
理想の願いがあるとき、その状況や物が”願いを想像した通り”に叶ってほしいですよね。
それに、引き寄せの法則を使えば想像した通りに叶うと思ってました。
実はこれも叶いにくい条件のひとつに入ると述べられています。
引き寄せの結果は想定外のところから”偶然”という形でやってくるもの。
必ずしも自分の願った通りにやってくるとは限らないのです。
どういうことかと言うと、カレーが食べたいと願ったとして、引き寄せた結果「ランチで上司にカレーをごちそうになった」という、”想像していたそのままのカレーが食べられる”というのが理想の成功だと思います。
しかし引き寄せでは、”カレー味のせんべいをお土産でいただいたり”、カレーの具材である”ジャガイモをもらった”というのも、カレーを引き寄せたということになるということです。
「な~んだカレーじゃないんだ」と思ってガッカリしちゃうとグレーのエネルギーが出て、本当の願い事も遠ざけてしまいます。
小さなことでも、願いに少し近づいたら喜んでピンクのエネルギーを出すことが大切なのです。
とりあえず口角を上げておく
引き寄せの法則にテッパンで言われていること、それは「口角を上げる」ことです。
なぜ口角を上げるといいかというと、自分の感情関係なく「口角を上げる」ことにより、脳は”笑ってる”と勘違いをしてしまうそうです。
ですので、口角を上げるだけでエネルギーがピンクの方向に傾くので、暗い悲しい気分の時でも、とりあえず口角は上げておきましょう。
まとめ
内容は非常にシンプルながら、引き寄せの法則とは何ぞや?という核の部分をマンガで分かりやすく表現した一冊です。
引き寄せについて、いろいろ本を読んでるけどあまりピンとこない方や、引き寄せに興味がある初めての方にぜひ読んでいただきたいです。
マンガの登場人物たちのお悩みや気持ちに共感できる内容で楽しく読めました。
登場人物たちと同じように、引き寄せの法則を使ってピンクエネルギーを出し、どんどん願いを叶えていきたいですね。
- 口角を上げてハッピーピンクエネルギーを出す
- 引き寄せの法則を疑う気持ちを捨てる
- 願い事をオーダーしたら、焦らずワクワクして待てばいい
- 思ってた願い事じゃなくても少し近づいたら喜ぶ